このブログ記事では、300日以上車中泊旅を続けている私たちが、車中泊で「本当に必要だと思うもの」をご紹介します。
是非、以下の本文を読み進めて参考にしてみてください♪
目次
【車中泊グッズ紹介】マットレス、寝具類
車中泊ではまず、何よりも「睡眠の時間」を重視しましょう。
ちなみに、寝具に関しては「車中泊だから車中泊用のものを…」なんて、考えなくて大丈夫ですよ!
寝具は家用のものを選ぼう!

多くのネット記事では【シュラフ(寝袋)】や【エアーマットレス】などが紹介されています。
が、私たちの意見としては実は、寝具は「車中泊用」のものより、「家用」のものがベストだと考えています。
やはり家用の寝具を使った方が寝心地が良いですし、加えてしっかりした寝具であれば車内の断熱が多少おろそかでも暖かさがキープできます。
そのため、初心者の方こそ「家用の寝具」を選ぶ方がベターです。
ちなみに、おススメは下記のような「折りたたみマットレス」です。
このようにちゃんと厚みのあるマットレスであれば、シートを倒して、多少デコボコがある場合でも敷けばそこまで気になりません。
(先にシートのデコボコにタオルやビーズクッションを詰め込むのもオススメです)
また、日中は畳んでコンパクトになるので、車中泊旅に向いています。
冬はやっぱり羽毛布団
また、掛布団は夏場はタオルケットなどで十分ですが、冬場の掛布団はやっぱり「羽毛布団」が最強です。
ちなみに私たちは「羽毛布団と毛布」だけで真冬の車中泊を乗り切りました(笑)
これも上記と同様、「車中泊用」のものなんて必要ありません。
車中泊をするときだけ、家から持ってこればOKです。
他、まくらや毛布なども同じです。
- 寝具は家用のものが良い
- 折りたたみマットレスは車中泊旅に向いている
- その他掛布団やまくらなどは、普段使っているものでOK!
【車中泊グッズ紹介】目隠しをする「カーテン/ブラインドシェード」

寝床が出来たら次に、「目隠し」のことを考えなければなりません。
目隠しの方法は2つ。
「カーテンをつける」か、「ブラインドシェードを使うか」です。
尚、それぞれのメリット、デメリットは以下。
「安い」が、外気は塞げないため、「夏は暑く、冬は寒い恐れがある」
【ブラインドシェード】
断熱効果もあるため、「車内の温度を一定に保つことが出来る」が、「既製品は高い」
ちなみに私たちは、バックドアはカーテンにして、左右の窓に関しては自作ブラインドシェードを使用しました。
「とにかく安く済ませたい!」という方は、下記の記事を参考にDIYしてみてください。
▼自作ブラインドシェードの作りかた
「自作するのは面倒だな…」という方は、既存のブラインドシェードの購入が良いでしょう。
ちなみに、車中泊グッズ専門店 オンリースタイルなら、【車種ごとにピッタリハマるブラインドシェード】が販売されています。
【車中泊グッズ紹介】バッテリー

寝る準備が整ったら次はバッテリーを用意しましょう。
バッテリーはスマホを充電したり、夜間のライト等で使用します。
なるべく大容量で、「車に特化したもの」が良いでしょう。
私たちのオススメは【suaokiのポータブル電源】です。
この商品は、シガーソケットから走行中に充電できるタイプのため、ドライブしているだけで充電してくれている優れものです。
また、出力が「ACタイプ(家庭でよくある2つ穴タイプ)」と「USBタイプ」、「DCタイプ」の3つあるのも大変便利です。
車中泊ユーザーの多くが利用している商品で、4万円と少々値は張りますが自信をもってオススメできます!
【車中泊グッズ紹介】LEDランタン/ライト

車中泊で過ごす夜では、車のライトではなく必ず「ランタンやライト」を使用するようにしましょう。
(バッテリー上がりを起こしてしまう危険があるからです)
ちなみに、油を使うタイプのランタン等はオススメしません。
独特の雰囲気がありお洒落ですが、そもそも毎回油を注ぐ手間がかかることや、車内で長期間の使用をしていると一酸化中毒に陥る可能性がある為です。
ということで、私たちのおすすめは【LEDライト/ランタン】です。
手軽で明るく、かつ安く手に入ります。
ちなみに、私たちは100均のライトを使用しています。
これが実は、かなり優秀なんですよね…(笑)
2つあれば車内の明るさは十分足りますよ。
【車中泊グッズ紹介】調理器具一式

もし、車中泊で「自炊」をする場合は、調理器具一式を揃えておきましょう。
基本的には、カセットコンロ、フライパンなど、家で使うものと変わりありません。
食器類も、車中泊はアウトドアだから…といって、変にアウトドア商品をそろえる必要はありません。
私たちは100均で売っているプラスチックの食器類や、紙皿を使用しています。
詳しい調理器具一式は下記の記事をご覧ください。
【車中泊グッズ紹介】「あると便利」な細かいグッズを一挙に紹介!

ここからは、マストではないですが、「なるべく用意したい細かいグッズ」をご紹介します。
アイマスク&耳栓
車中泊スポットによっては、カーテンやブラインドシェードがあっても、光が漏れてくるほどの明るい駐車場もあります。
また、「道の駅」や「SA/PA」では夜間でも一定の車の出入りがあるため、音が気になることもあるでしょう。
そのため、「アイマスク」と「耳栓」のセットは用意しておいた方が安心です。
お風呂セット
全国の銭湯や共同浴場には、備え付けのシャンプーやボディーソープが無い場合が多いです。
なるべく入浴料を抑えたい方は、お風呂セットを揃えておきましょう。
ドライヤー
加えて、激安の共同浴場や市営の施設には、ドライヤーが設置されていないことが多々あります。
そのような場所はたいてい、持ち込みOKなので、自分のドライヤーを持参しましょう。
家族でも、一つあれば安心です。
タオル(複数枚)
風呂屋ではタオルを持参したほうが安いため、これらも持っていきましょう。
トイレットペーパー
公園で車中泊をした場合に、トイレットペーパーは備えが無い場合があります。
特に女性連れで車中泊をする場合は、必ず1ロールで構わないので用意しておきましょう。
薬類、虫よけ
頭痛薬やばんそうこうなどがあると便利です。
とはいえ、全国どこにでも薬局はあるので、そこまで神経質にそろえなくても大丈夫ですよ。
あと、ワンプッシュで蚊を退治する薬はかなり重宝していますので、是非(笑)
スーパーの袋
ごみを一時的に入れておくのに役立ちます。
なるべく複数枚ストックがある方が◎
スーパーの飲み水ボトル
これは節約につながる方法ですが、中長期の車中泊旅なら毎回飲み水を買うよりも「スーパーで無料の水を汲む方がオススメ」です。
あくまでも私の感覚ですが、目的地ごとに下記のボトルを一度購入すれば、かなり役に立ちます。
- 北海道:ツルハドラッグのボトル
- 関西:オークワ(スーパー)のボトル
- 四国:マルナカ(スーパー)のボトル
尚、東北と九州は「このボトルが良い!」と言えるものが無く、苦戦しました。
マックスバリュのウォーターサーバーをよく使用していましたが、残念ながらボトルが統一されていないんですよね…。
参考程度にその中でも、よく見かけたボトルの種類は「ECOA」と「恵水」のタイプでした。
(夏場)虫よけ・網戸
夏場も快適な睡眠環境を得るためには、窓を開けて換気するのが第一です。
ただ、窓を開けると「虫の侵入」が気になるところ。
そこで便利なのが、ウィンドーネットと呼ばれるグッズです。
このように、窓にネットをかぶせることで、窓を開けていても虫の侵入を防ぐことができるようになります。

夏場にはぜひ、一つは持っておきたい商品です。
(冬場のみ)結露取り
冬の車中泊は、朝、車内が結露だらけになります。
布で拭き取ろうとすると手がしもやけになってしまいますので、結露取りがあると便利です。
100均に売っている中に水がためれるタイプが良いですね。
工具類
各種工具類も、なかなか使う機会が多いです。
- ハサミ
- ドライバー(プラスとマイナス)
- ペンチ
- ガムテープ
特にガムテープは車内の一部が破損してしまった場合に応急処置としてかなり使えます。
(おまけ)下着と靴下は多めに!
おまけで、下着と靴下に関してです。
車中泊旅での洗濯は基本、コインランドリーとなりますので下着や靴下は多めに持参したほうが良いです。
(あまり頻度高くコインランドリーへ行くと、高くつきます)
ちなみに私たちは約1週間分の下着、靴下を持参しています。
逆に要らなかったもの
対して「用意したけど、いらなかったもの」は下記2つ。
携帯用トイレ
緊急に備えて…と思って用意しましたが、いまだに一度も使ったことがありません。
日本はどこにでもコンビニがあるので、下道でしか移動しない私たちには、特に必要ありませんでした。
とはいえ、GWなどの高速はかなり混み合うことが予想されますので、「旅で高速の利用を検討している」方はあると安心です。
飲み水以外の水
「顔を洗う水や、食器類を洗うための水はあると便利かな…」
と思って、わざわざ簡易水道施設まで作りましたが、はっきりいってこれも不要でした。
というのも、外出先では排水の処理ができないので、キャンピングカー以外の車は排水は出さないほうが良いです。
(排水を家まで持って帰ることが出来るならOKです。公共のトイレに流すのは実は法律違反なので気をつけましょう。)
顔を洗ったり、歯を磨いたりするのは、トイレの洗面台で十分です。
【もっと知りたい方へ】更に快適に車中泊をするためのノウハウと注意点

車中泊ができる場所を探すときのポイント
普段あまり車中泊をしない(あるいは全く車中泊をしたことがない)読者の皆さんは、
- 「車中泊ってどこで出来るんだろう?」
- 「車中泊のおすすめ場所は?」
そんな疑問や悩みを抱えているかと思います。
以下の記事では、私たち夫婦の車中泊おすすめ場所をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼公共駐車場を利用する際のマナー
車中泊仕様にDIYをするのもオススメ!
DIYで車内を車中泊仕様に改造すれば、車中泊がもっと快適になります。
災害時などの非常時のみならず、日常的なレジャーやキャンプでも車中泊は楽しめますので、この機会にDIYにも挑戦してみましょう!
車中泊で旅行をする際のその他の準備や費用について
車中泊を活用して、「全国各地を車で旅行したいな」と考えている方は、下記の記事が参考になります。
いずれも、私たちが実際に車中泊で日本一周をしながら実践している内容です。
▼「車中泊で日本一周」にかかっている費用を公開!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は、車中泊でこれだけは抑えたい!と思うグッズをご紹介しました。
ぜひ、皆さんも自分らしいやり方で工夫して、車中泊を実践してみてください!