
人生で一度は絶対に行きたい名湯です。
※今回は非常に長くなりますので、細かく章を分けています。
目次
不老ふ死温泉の場所について
不老ふ死温泉の場所は、上記Googleマップを参考にしてください。
【混浴秘湯】不老ふ死温泉を実際に利用した評価・感想
【混浴秘湯】不老ふ死温泉の営業時間&料金について

入り口
黄金崎不老ふ死温泉の代名詞でもある露天風呂は、日帰りの場合15時30分最終受付になります。
- 2018年9月現在、【エポスカード】の提示で200円割引を受けられます!
適用はカード本人のみです。
- 【あきた日帰り温泉】という雑誌では半額で入浴可能です。(2018年版)
ただ調べたところ、ネットでの販売がされていないようです。
私たちは後日、秋田の道の駅で購入しました。
公式サイトはコチラ
さて、中に入ると自販機があるので、そちらで券を購入します。

湯浴み着もここで
2018年9月現在、大人一人600円です。
ちなみに冒頭に書いたエポスの優待は受付に「エポスの割引を受けたいのですが」と伝えると、カードを見せるように言われ、400円をその場で支払いました。(ラッキー!)
料金を支払うと、腕にオレンジのバンドを巻かれます。
支払いをしたという大切な証明なので、出るまでは外さないようにしましょう。

お風呂に浸かっても取れません
露天風呂に入るまでの詳しい流れ

入り口の様子
受付に券を渡すと「露天風呂には洗い場がございませんので、まず内湯で身体を洗ってからお入り下さい」とのことでした。
ここ、黄金崎不老ふ死温泉の露天風呂は内湯とつながっておらず、入り口が別々なんですね。
①まずは内湯に入って、シャワーで身体を洗う
②服をもう一度着る
③露天風呂に移動する
④露天風呂の脱衣所でもう一度脱いで、お風呂に入る
(ちなみに露天風呂にはロッカーはありません)
という流れになります。
【混浴秘湯】不老ふ死温泉では、混浴温泉に女性はタオルを巻いてもOK?

ついでに、受付の方に混浴のタオル巻きについても質問。

すると…
「いえ、申し訳ございませんが、タオルはダメなんです…。」
えぇ!? あの口コミやブログは何だったのォ!?(困惑)
彼女たちはもしかしたら、勝手に巻いて入っていたのかもしれません。
更にそういった誤った口コミが広まって、「巻いてOK」というのが広がっているのかもしれません。
結局、混浴には湯浴み着以外巻いて入ったらだめというのが正しいです。
こちらでは湯浴み着が300円でレンタルできるので良心的でした。
どうせ夫婦、カップルで混浴を楽しむおつもりなら湯浴み着は絶対借りておくことをオススメします。
詳しい理由は、「お風呂に関して(混浴露天風呂)」の章で…。
【混浴秘湯】不老ふ死温泉の休憩室について


休憩室はこのようになっています。
眺めの良い場所で、暖かいお茶やお水が無料でいただけます。
ただ、完全に分煙されていない喫煙所があって、たばこの臭いが…。
ココだけちょっと不満でした。
(余談)一日目の失敗談&受付の接客に関して

この夕日を見つめて帰った(笑)
余談ですが、実は今回、黄金崎不老ふ死温泉には連日2回訪れています!
何故かというと、営業時間の関係です…。
私たちは【露天風呂】をメインにしてやってきたのですが…【露天風呂の日帰り入浴は16時で終わる】事を知らなかったため。
17時に着いた私たち。まさかそんなに早いと思ってなくて一日目は撃沈!!(笑)
しかもその日の女性の受付がまた笑っちゃうくらい最悪だったんですよね(´;ω;`)笑
でも二日目は別の若くて可愛い女性が受付になっていたので一安心!!(笑)
しかもこの方は笑顔で、言葉遣い含めてとっても良い接客!
ということで口コミにも接客について色々なコメントがありますが、おそらく受付の接客にはそんなに力を入れていない様子なので賛否両論あるのかと。
その日、お会いする受付の方の力量次第といったところですね…。
【混浴秘湯】不老ふ死温泉の脱衣所に関して(内風呂)


脱衣所の外にもロッカーがありましたが、中にも小さなロッカー(無料)がありました。
広くは無いですが、中に綺麗なトイレもあって、給水機も用意されていました。
無料のドライヤーも2台用意されています。
【混浴秘湯】不老ふ死温泉のお風呂場について(内湯)

公式サイトより拝借

またながい温泉名ですが、つまり鉄の特殊成分付の療養泉ということです。
【含鉄泉】の効能としては「婦人の湯」と呼ばれるほど、【貧血、月経障害、更年期障害】などの症状によく効きます。
とにかく鉄を多く含んでいるので、造血作用が促されるんですね♪
さらにここはPH6.9なので乾燥肌の方でも大丈夫◎
そして、塩分が大変多いにも関わらず、お風呂あがりにはすべすべしっとり!
なんて素晴らしい名湯なんでしょうか!! 感動です。
室内のお風呂も非常に簡易ですが、海が一望できます。
(といっても曇っていてそんなにめっちゃ綺麗ではないですが)
シャワーは20席程度で、シャンプー、リンス、ボディーソープの備え付けがありました。
しかも、やっすい黄色の「リンスインシャンプー」ではなくて(よくあるやつ)、バラの香りがするちょっといいやつで嬉しかったです(笑)
ちゃんと温度設定もできるホース付きのシャワーで、年季は入っていますが、全然ぼろくなく、綺麗に掃除&メンテナンスされていました。
内湯は2種類、熱湯とぬる湯が用意されています。
といっても、ぬる湯は熱湯から流れてくるお風呂というだけで、そこまで温度に差はありません。
早速わくわくしながら入浴。
入って、分かる、これめっちゃええやつ(´;ω;`)!!
来ましたー【本物の温泉に入った】時のあの感じ!
身体がこれだー!と全身がとろけるような感覚です。
温度は41度程度で、鉄の香りがとても強いです。
お湯はまさに黄金色!
(これは鉄が空気と反応して、酸化するためです。面白いですよね!)
更に、源泉の湧き出し口から出たお湯が湯船の中に入るとき、まるで強炭酸のようにしゅわしゅわと音を立てて落ちています。
超新鮮な証…。あぁーありがとうございますー(´;ω;`)
かけ流しで、浴槽の周りは鉄の成分の色がびっしりとついています。
しかしここでとろけている場合ではない!
そそくさと服をまた着て(笑)、メインの露天風呂へ移動します。
【混浴秘湯】不老ふ死温泉の混浴露天風呂について

Wikipediaより拝借

混浴温泉ですが、中には男性が10人くらい居ました。
更に時間によってはもっと沢山…!
そして、私が入っていた時、どの女性も必ず湯浴み着を着ていました。
(着ていない人はいませんでした)
つまり、褐色に濁っているとは言え、人気のお風呂で人がひっきりなしに出入りするので、ここで全裸で入るのには相当勇気がいると思います。
女性が混浴に入る場合は、湯浴み着は必ず借りたほうが倍楽しめると思いました。
露天風呂までの入り口を進むと、脱衣所によく置かれているかごが山積みにされています。
こちらを自分でもって、お風呂場へ向かいます。
「露天風呂撮影禁止!!」とでかでかと書かれていましたが…露天風呂に続く道はセーフですよね!!(笑)


このような長い道のりを歩くと…
「混浴」「女湯」とかかれた場所に行きつきます。

そう、不老ふ死温泉は男性は問答無用で混浴なんです(笑)
女性は右側の女湯へ一旦移動し、そちらで湯浴み着に着替えます。
(ちなみに湯浴み着のまま内湯から移動されている方もいらっしゃいました。
恥ずかしく無ければOKですが、帰りの着替えを忘れないようにしましょう。笑)
女湯へ入って、

とひとり言(笑)
こんなところにお風呂を作った発想がすごすぎる…。
詳細は後に書くとして、とりあえず着替えてみます。
しかしパっと顔を上げるとすだれがかかっているだけなので、普通に対面に男性が透けて見えてしまいました(笑)
だれもコッチを見ていませんでしたが(アタリマエ)、気になる方はちょっと注意しながら着替えたほうが良さそうです。

クラブツーリズムより拝借
さて、湯浴み着を着て、左側の混浴の方へお邪魔しまーす。
中には沢山の男性が!!

青森県観光情報サイトより拝借。
(真昼間はこれの半分くらいの人でした)
その時、ちょうど女性も湯浴み着をきて一人いらっしゃって、なんとなく安心。
浸かってみると、やっぱりめっちゃ気持ちいいいいー!と感動。
温度は40度後半程度、お湯が出ている付近は41度程度まで上がります。
ホースが用意されていて、加水できますが、たいてい水は常に出しっぱなしにされていました。
奥に進み、外を眺めます。
露天風呂から見る景色は絶景そのものでした。
目の前には、とにかく広大な、海。
地平線がどこまでもずぅーっと見えるんです。
太陽が海に反射して、表面はガラスを散りばめたように輝いていました。
岩には波が静かに押し寄せ、その上に海鳥が魚を食べようと待っています。
魚はそうとも知らずのんきに泳いでいて、その姿に日差しが差し込むと、シャボン玉のような虹色に光っていました。
あぁ…美しいなぁ…。
思わず、ため息が出てしまいます。
この景色が、素晴らしいお湯につかりながら、のんびりと楽しめるんです。
更に、混浴でしたが、変な緊張感は一切無く、全員がその美しい景色をのんびり眺めていた雰囲気も女性からすると最高でした。
ほんっとうに、いつか作った方に握手したい(笑)
「思い切って海辺にお風呂作っちゃう?ww」とでも作ったんでしょうか(絶対違う)、天才やなぁ。
【不老ふ死】という名の温泉ですが、本当にココに浸かっていたらこんなに美しい景色に感化される限り、心身ともに老いていくことなどないのではないか、と思っちゃいました。
(余談)ワニおった。

余談ですが、こんな素晴らしいお風呂にもいたんですよねぇ、
お風呂なのになぜかメガネをかけている男性が。(笑)
まず、入浴する際にものすごーーく視線を感じました。
「あぁ、ワニだな…。」そう警戒していましたが、もうずっとお風呂の淵に座ったり入ったり、座ったり座ったり座ったり…いやどうみても自分、のぼせてますやん!
もう頑張らんと、あがりなさいよ!!
他の男性は一切そんなことなかっただけに、こういう方がいると、やっぱりとても残念でしたねぇ…。
【混浴秘湯】不老ふ死温泉の感想
温泉の質も素晴らしい、海の付近という大胆な発想も素晴らしい、湯浴み着がレンタルなのも素晴らしい(笑)、料金も高すぎず満足、接客も(人によるが)良い、悪かったところは…ない!
青森に来たなら、絶対に立ち寄らないと勿体ない名湯です!
【混浴秘湯】不老ふ死温泉の各種情報まとめ
【基本情報】
名称 | 黄金崎不老ふ死温泉 |
住所 | 〒038-2327 青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15−1 |
駐車場 | 有り |
料金 | 600円 |
Webサイト | 公式サイトはコチラ |
【温泉情報】
天然温泉の有無 | 有り |
浴槽の数(種類) | 内湯2種類、露天1種類。全て同じ源泉。 |
お湯の温度 | 41度程度(客の加水度合による) |
露天風呂 | 有り |
【設備・その他情報】
サウナ | 無し |
アメニティ | シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ |
タオルの貸出 | 有り |
ドライヤー | 有り(無料) |
清潔感 | ★★★★☆(★4つ) |
【おまけ】全国の日帰り温泉紹介
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