【解説】ラッカースプレーで車を塗装する8つの手順。初心者も簡単にできる方法をご紹介!

こんにちは! 車中泊で日本一周中のわたなべ夫婦です。

車のスプレー塗装の方法は?
スプレー塗装の場所はどこがいい?

とお困りの方!私たち夫婦が実際に車をDIYでスプレー塗装したときの手順やノウハウをすべてお伝えします!

是非、皆さんのカーライフに役立ててください♪

【解説】ラッカースプレーで車を塗装する8つの手順。初心者も簡単にできる方法をご紹介!


まずはこちらの動画をご覧ください。
僕たちが実際にボンゴバンをスプレー塗装した全行程1分間のダイジェスト版でまとめられています。

どうですか?けっこうきれいに仕上がったと思いませんか??

元々はごく普通の商用バンでしたが、スプレー塗装でアイボリーとホワイトの2色でかわいい車へと生まれ変わりました!

今は、ド素人でもDIYで車のスプレー塗装ができる時代です。
僕たちが実際にやってみたその全工程を詳細に書き記していますので、ぜひご参考いただければと幸いです。

【車のスプレー塗装DIY】塗装作業に入る前の準備

【車のスプレー塗装DIY】なぜスプレー塗装DIYをするのか

それは、圧倒的に安いからです。
業者に車の塗装をお願いすると、ウン十万という見積もりになるようですが、自分でスプレー缶で塗装をするとその十分の一で収まります。実際、僕たちも合計4万円ほどで済みました。

もちろん、塗装作業にはそれなりに時間と労力が必要です。傷の補修など部分塗装ならまだしも、全部やるとなると気合を入れて取り組まないといけません。しかし、それにしてもこの価格差は大きいです。また、自分で一生懸命作業することで、新しいお色への愛着もわきますので、ぜひトライしてみてください♪

【車のスプレー塗装DIY】スプレー塗装ができる場所を確保する

塗装場所は大変重要です。

スプレー塗装はかなり目立つ作業であり、場合によっては周囲に迷惑をかけてしまうものでもあります。人通りが少なく、数時間の作業ができる場所をしっかり確保しましょう。また、雨の日や風の強い日も避けた方がいいです。

僕たちは、塗装場所に「河川敷」を選びました。

河川敷は、人通りも少なく、周囲に迷惑をかけそうなものもないことが多いので、おすすめの塗装場所です!

【車のスプレー塗装DIY】スプレー塗装に必要な材料を揃える

完成イメージができたら、次は必要な材料を揃えましょう。

塗装作業は工程がたくさんあり、それをすべて順番通りに確実にこなしていくことが重要です。そうすることで、塗装がきれいに、ムラなく、長持ちします。下地の研磨作業に始まり、様々なスプレーを上塗りしていき複数の層を作っていくのです。

※画像はHolts公式サイトより引用

だいき
僕たちが実際に購入し、使用した品物は以下の通りです。

スプレー塗装の下地作り

【車のスプレー塗装DIY】洗車し、耐水ペーパーで研磨する

まずは洗車をし、車のヨゴレやホコリをしっかりと落とします。

次に、耐水ペーパー#600で塗装したい部分を磨いていきます。
耐水ペーパーとは紙やすりの一種であり、耐水性を持たせたことで、
1.削りカスが飛び散りにくい。
2.ヤスリが目詰まりしにくい。
3.摩擦熱を抑られる。
といったメリットが得られた代物です。

この作業には、スプレー作業に入る前に、塗装部分のコーティングを削り落とす意味合いがあります。これにより、塗料の「のり」がよくなり、経年劣化を防ぐことができるのです。

スプレー塗装は下地作りが命
と言われるくらいなので、ここは入念に作業をする必要があります。

扱いやすい大きさにちぎり、水をつけながらごしごし磨いていきましょう。
車のボディは面積が広く、平面部分が多いため、磨く際にはサンディングブロックを使用すると研磨のスピードと質が向上します。僕たちも最初は素手のみで磨いていたのですが、この商品を使いはじめてから作業効率が段違いにアップしたのでおすすめです。

すべて磨き終わったあとは、再び洗車をして、マイクロファイバークロスで削りかすをきれいに拭き取ります。

だいき
車自体をホースで濡らしながら磨くと更にスムーズでした!

【車のスプレー塗装DIY】マスキングで塗料から車を守る

次は、マスキング作業です。
これにより、塗装しない部分を塗料から守ることができます。

必要なのは、マスキングテープと古新聞です。
良質なマスキングテープは切りやすく、適度な粘着力で剥がしやすいため作業効率が上がります。モノタロウのマスキングテープが安価で品質がよく使いやすかったです。古新聞は、もし家庭になければ、町中の集荷場所から拝借するか、新聞配達の営業所に行って「古新聞ください」とお願いすればいただけると思います。

マスキング作業も、スプレー塗装において大変重要な工程です。
マスキングの「境目」から塗料が侵入してきやすいので、きっちりと隙間なくテープを貼り付けます。鍵穴やエンブレムなど、細かい部分も入念にマスキングをしましょう。

だいき
当日は風も強く、マスキング作業が工程の中でもっとも大変だったかもしれません・・・

【車のスプレー塗装DIY】シリコンオフでボディの油分を除去する(脱脂)

シリコンオフとは、車の表面についている汚れや油分を取り除くスプレーです。
油分は通常の洗車では落としきれないため、シリコンオフのような溶剤を使用し、これを取り除いてから塗装作業を行っていきます。これも塗料をしっかりと定着させるためには必須の工程ですので、かかさずやるようにしましょう。

シリコンオフによる脱脂の方法は、
1.洗車(前の工程で終わっていると思います)
2.マイクロファイバークロスで水分を拭き取る(前の工程で終わっていると思います)
3.スプレーを吹き付け、マイクロファイバークロスで拭き取る

これだけでオーケーです。十分に脱脂できていると、ボディの輝き方が全然違って見えるのではないかと思います。僕たちのマツダボンゴバンも、すごくマットな白に生まれ変わり驚きました。

だいき
シリコンオフはキッチン用の中性洗剤でも代用できるようです。

【車のスプレー塗装DIY】プライマースプレーで塗料の密着力を高める

下地作りラストの工程です。

使用するのがプライマースプレーといわれるものです。プライマーとは、英語のprimary(最初の)が語源であり、文字通り、塗装において最初に塗るべき下塗り塗料を総称してプライマーと呼ぶそうです。これを吹き付けることで、ボディと塗料の結合性を高め、塗料をきれいに、かつ長持ちさせることができます。

スプレー塗装の基本は「薄く重ね塗りをしていくこと」です。一度に大量に吹き付けるのはNGです。液ダレやムラの発生を招いてしまいます。一度全体に吹き付けたら、数分置いて乾かしてから、再度重ね塗りをしましょう。2、3回塗れば大丈夫だと思います。

【車のスプレー塗装DIY】スプレー塗装塗装と仕上げの作業

【車のスプレー塗装DIY】ラッカースプレーで着色する

さて、いよいよ着色の作業に入っていきます。

車のボディの塗装には、ラッカースプレーがおすすめです。
よくラッカースプレーとアクリルスプレーが比較されますが、正直違いがよくわからない(笑) とにかく、ラッカースプレーの方が耐水性や耐久性に優れており、高価なスプレーなので、こっちの方がいいだろうということで使用しました。スプレー塗装において、スプレーをけちらず良いものを使うことが、初心者のスプレー塗装DIY成功の王道なのだそう。

というわけで、ラッカースプレーでは一番評判のよさそうなアサヒペンのラッカースプレーを使用。色味も28種類用意されており充実しています。
プライマースプレーの時と同様、薄く重ね塗りをしていきます。塗っては乾かし、また塗っては乾かしを繰り返します。なかなか色が入らないからといって、近づけて一度に噴射するのは絶対にダメです。

色味を目視で確認しながら、納得がいくまでスプレーを重ねていきましょう。実際にやってみて思ったのは、しっかり色を入れるためには「スプレーを想定以上にたっぷりと使用することになる」ということです。ですので、ラッカースプレーは余裕を持って準備しておくことをおすすめします。

だいき
僕たちはラッカースプレーの用意が足りず、若干もの足りなさを感じながら塗装を終えざるを得ませんでした(TT)

【車のスプレー塗装DIY】ボカシ剤で色ムラを防止する

ラッカースプレーのあとは、ボカシ剤のスプレーを全体に吹き付けていきます。
これにより、スプレーダスト(スプレー塗装周辺に発生する白っぽいザラツキ)を抑えることができ、塗装がきれいに仕上がります。


※画像はHolts公式サイトより転用

ただ、全体塗装の時は、そもそも塗装周辺部の色のザラツキが発生しないので(塗装しない部分はマスキングで保護されているため)、ボカシ剤はあまり意味がなかったかもしれません。それでも、実際に使用してみて全体的な色ムラが軽減された印象がありますので、気になるかたはぜひご準備ください。

だいき
塗装のラッカースプレーの前にもボカシ剤は有効のようです。

【車のスプレー塗装DIY】クリアスプレーで塗料のコーティングをする

スプレー塗装最後の工程は、クリアです。

クリアとは、紫外線や雨から塗料を保護し、ツヤ・光沢を高めてくれる透明の塗料です。これを塗ることで、塗料の美しい発色が際立ち、長持ちする塗装へと仕上げてくれるのです。

塗り方はこれまでに述べてきた通りです。特にクリアについては、何度も何度も重ね塗りをして、慎重にコーティングしていくようにしましょう。ひとまず、5回ほど塗れば十分かと思います。クリア塗装後も、即ボカシ剤を吹き付け、スプレーダストや色ムラの発生を抑えるようにしましょう。

だいき
マットな感じから、少しずつツヤが出てきました!

すべてのスプレー塗装が終わったあとは、ひとまず2時間程度は乾燥のため一切手などを触れないようにしてください。また、塗料が層の中まで完全に乾くのには2週間かかるとも言われていますので、それまではできる限り安静にしておき、車が雨などにさらされないように注意してください。

【車のスプレー塗装DIY】再度耐水ペーパーで磨き、コンパウンドで最終仕上げ

クリア塗装により、塗装がコーティングされたのですが、実はボディは塗装ムラででこぼこの状態です。これを再度磨いていくことで、ツルツル・ピカピカで長持ちする塗装に近づきます。

使用するのは耐水ペーパー#1500(最初使用したものよりも目が更に細かい)と、コンパウンドです。

まずは、耐水ペーパーで全体を研磨します。
ただし、磨きすぎ(削り過ぎ)には要注意です。クリアが必要以上に剥がれてしまう恐れがあります。耐水ペーパーで磨き終わったら、洗車をして削りかすをきれいに洗い流し、マイクロファイバーで水分を拭き取ります。

次は、コンパウンドによる研磨です。
コンパウンドをコンパウンド用スポンジに適量取り(500円玉程度)、ボディに叩くようにして広げていきながら、タテ・ヨコに30cmずつ動かしながら、少しずつ研磨していきます。終わったらマイクロファイバーで拭き取り、再度洗車をして完成です!

だいき
触るとわかりますが、磨くことでツルツルになりますよ!

【車のスプレー塗装DIY】さいごに

ド素人ですが、なんとか車をスプレー塗装することができました。
所々液ダレや色が薄い部分もあるのですが、もはやそれも含めていとおしいです(笑)

わたなべ夫婦
最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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