「貯金しようとしても、いつも途中で挫折してしまうんだよなあ…」
「誰でも簡単に貯金ができる方法はないかなあ…」
とお困りの方へ。
今回は、京大卒元銀行員である僕が実践している、とっておきの貯金方法を大公開します!
僕はこの方法を使って、新卒2年で350万円貯金することができました。
この記事では、
- 毎月一定の給料が入る、企業勤め(サラリーマン)の方に向けて
- 放っておいても、誰でもできる
- 一気に儲ける方法ではなく、毎月コツコツ貯金する方法
をご紹介しています。
収入が少なくても誰でも実践可能な方法ですので、20代の社会人の皆さまにもおすすめの貯金方法です。
ぜひ皆さまの資産形成の参考にしてください。
目次
ぼくが2年間で貯金した金額

僕の資産推移
まずはこちらの画像をご覧ください。これは、僕の新卒入社時(赤丸)から2年後までの試算推移です。
大学卒業後、入社時点では約90万円の貯金がありましたが、2年後には残高が440万円にまで増えています。
つまり、2年間で350万円の貯金に成功したのです。
周りからは、「すごいね」とか「よくそんなに貯まったね」とか言われることも多いのですが、実は僕自身は難しいことは全くしていません。
しかも、めちゃくちゃ厳しい節約をしたわけではありません。この間、ゴルフバッグを買ったり、海外旅行に行ったりもしています(笑)
やったことはごくごくシンプルで、誰にでもできることです。
細かい家計簿をつけたり、安いスーパーを必死に探したり、外食を我慢したりする必要は、全くありません!
ほったらかしで、誰にでもできるのが、僕のご紹介する貯金方法の一番の肝です。
【20代の貯金方法】貯金を増やすためにできることは二つだけ!
貯金方法の話に入る前に、「貯金ができる仕組み」を確認しておきましょう。
下図をご覧ください。
このように、【貯金】とは、【収入】と【支出】の差額です。
収入よりも支出の方が少なければ、その分が貯金(手元に残るお金)となります。逆に、収入よりも支出の方が多ければ、その分は赤字となるわけです。
つまり、この原則に沿って考えると、貯金を増やす方法はたった二つしかないということになります。
- 【収入】を増やす
- 【支出】を減らす
たったこれだけです。
では、①と②のどちらの方法で貯金を増やしますか?
皆さんのような企業勤めの方であれば、すぐに収入を増やすことは容易なことではありません。

と上司に頼んでも、「アホか!」と一蹴されてしまうのがオチでしょう(^^;
なので、貯金するためには、「いかに支出を減らして貯金額を確保するか」が最も重要となってくるのです!
貯金の考え方の順番を変えてみよう
支出を減らせば貯金はできるわけですが、現実はそう甘くありません。
「毎月〇〇万円貯金するぞ!」と決めていても、
「仕事終わりには同期と飲みに行きたいし、たまには海外旅行も楽しみたい!」
「今月頑張ったご褒美に新しい服を買っちゃおう♪」
と、ついつい出費が増えていくものです。
我慢しようと思っても、なかなかうまくいきませんし、無理やり出費を抑えようとしてもストレスになるだけです。
なので、僕は貯金のために節約をすることはオススメしません。そんことしても全く続かないし、楽しくないからです。
無理せず貯金を継続するためには、まず以下のような考え方を理解してください。
このように、収入が入ったらまず貯金額を確定してしまい、残りのお金でやりくり(支出)するようにすれば、確実に貯金できるようになります。
【20代の貯金方法】自分の意志とは関係なく、自動的に貯金する仕組みを作る
とはいえ、人間という生き物は意志の弱い生き物です。
目先の快楽や楽したいという気持ちについつい甘え、やるべきことを後回し。一度決めたことを3日と継続できないもの。
例えば、「給料が入ったら3万円だけ下ろして、家の貯金箱に入れておこう」と決めたとしても、きっとできるのは最初だけ。
翌月には貯金箱に入れる作業をサボってしまい、挙句の果てには、その貯金箱から「今回だけ」「今月は急な出費があるから仕方ない」と言い訳してお金を出して使ってしまうオチが目に見えています。
やはり、面倒なことは長続きしません。
それは皆同じです。僕も例外ではありません。
そこで、「自分の意志とは関係なく、自動的に貯金する仕組みを作る」ことが大切となってくるのです。
貯金の鉄則は、仕組みづくりです。
仕組みさえあれば、あとは貯金の事を忘れていても勝手に貯まっていきます。
以下に、僕が実際に利用していてオススメできるサービスご紹介しますので、ぜひ実践してみてください♪
積み立て投資信託で楽々貯蓄生活!
僕の一番のオススメは「積み立て投資信託」の活用です。
最近、投資信託(投信)とか、つみたてNISAとか、聞いたことはありませんか?
投資というと、「ちょっと怖いな」とか、「投資はしない主義だから」と毛嫌いする方もいらっしゃるかもしれませんが、積み立て投資信託は「長期かつ少額」からできる投資なので、損失が少なく負ける確率も低く、誰でも気軽に始められるおすすめの投資方法です。
積み立て投資信託は、毎月の積立金額を設定するだけで、あとは自動的に銀行口座からお金が引き落とされていくのでお手軽です。
つまり、貯金の事は忘れて「ほったらかし」にしておいても、勝手にお金が貯まっていく仕組みが作れてしまいます!
投資信託に預けたお金を引き出すときは、「マイページにログインして引き出しの申請をして、〇〇日営業後に銀行口座に振り込まれる・・・」というプロセスを経ないといけないので、無駄遣い防止に繋がります。
セゾン投信は、投資信託の購入時の手数料が無料で、「いそがないで歩こう」をテーマに日本に長期投資を根付かせようと頑張っている素晴らしい投資信託会社です。
僕は大学生の頃(2014年の夏頃)から、セゾン投信の投資信託を毎月コツコツと積み立て購入してきました。
時には積み増しをしたり、一部引き出したりもしながら、今でも積み立てを継続しています。
その結果、この記事の更新時点(2019年8月1日)で残高は約228.0万あり、そのうち利益は約36.6万円(利益率約16.1%)となっています。
▼最新のセゾン投信の明細▼

▼先月のセゾン投信の明細▼
積立投資において、途中で利益が減少したりマイナスになったりすることはよくあります。
しかし重要なのは、そういうときにも焦らず、積立をコツコツ継続することです。
実際、現在のような不透明な先行きの世界景気でも、僕がしぶとくプラスの評価損益を維持することができているのは長年の積立のおかげです。
投資信託の長期積み立てで勝つ鉄則は、「やめないこと」に尽きます。
僕も、長年根気強く積み立てを続けてきたことで、多少の値動きにも動じない強い資産を作ることができました!
投資信託の積み立て投資は、10年、20年といった長期のスパンで見ていくのが非常に大切です。
何も難しいことはしていませんし、辛いことなんて全くありません。
僕は、ただ、セゾン投信の口座を開設し、月々の積立額を設定しただけです。
後は、貯金のことなんか忘れて日々好きなように過ごすだけで、知らない間にお金が貯まっていく・・・
貯金の鉄則は、仕組み。
よくお分かりいただけましたか?

皆さんも、ご自身のペースでコツコツ貯金に取り組んでみてください♪