【解説】Audacityでポッドキャストの音声を聞きやすく編集する方法!

メディア

今回は、Audacityでの
音声編集方法について解説します。

私がポッドキャスト配信用に活用
しているやり方をご紹介しますので、

同じくポッドキャストなど、
音声配信のための編集方法を
探している方はぜひ参考にしてください。

わたなべ夫婦のポッドキャストは下記URLからどうぞ!

Apple Podcast, Google Podcast, Spotify, Amazon Music, stand.fm, Himalaya, Castboxにて配信中です。


【前置き】収録機材について

現在、わたなべ夫婦のふたりごとでは

以下のマイク・オーディオインターフェースを
使用しています。

いい音は、マイクの性能と収録環境に
大きく左右されます。

音声編集の前に、
まずはマイクと環境についても
大丈夫か振り返ってみてくださいね。

簡易チェックポイント

  • 指向性があり、「それなりに定評のある5千円以上(目安)のマイク」を使用する
  • マイクと口の距離は5cm~30cmくらいがベター(離れすぎない)
  • きちんと、「マイクに向かって」話す
  • エアコンや扇風機など、音が出る家電などはできるだけOFFにして、外の音が入らないように窓も閉める(マイク次第ではつけっぱなしでも大丈夫な場合もある)
  • 息でぼふぼふとノイズが出る場合は、「ポップガード」をつける
  • 部屋の反響音が入らないように、家具を置いたり、カーテンを閉めたりして、硬い壁や窓の面積を小さくする。(壁が広いと反響しやすくなる)

Audacityでのポッドキャスト編集方法

さっそくですが、私がAudacityで
編集しているポイントはこちらです。

  • トリミング
    →余計な話や、無言のところをカットして、話を聞きやすくする。
  • ハイパスフィルター
    →声に必要ない低域をカットし、ノイズを減らす。
  • 増幅
    →音割れしない範囲で音量を上げる。
  • コンプレッサー
    →音量の大小の差を小さくしたうえで、全体的に音量も上げる。
  • イコライゼーション
    →ノイズや音のこもりを取り除きつつ、聞きやすい声質にする。
  • ノイズ除去
    →「サー」というホワイトノイズを減らす。
  • ゲイン
    →ジングル(音楽)と声のバランス調整をする。
それぞれざっくりと
解説していきます!
今回は、何度も試行錯誤をして「こうすれば割とうまくいった!」という結果と考え方をご紹介しています。私は、音声編集の原理についてまではよくわかっていませんので、そのあたりの解説は期待しないようにお願いします…(ただ、この記事をヒントに皆さんご自身で設定をいじってみると、うまくいくんじゃないかと思っています!)

トリミング

トリミングで、不要な部分の
音声をカットします。

削るべきは、主に以下です。

  • 必要以上に無音の部分(長すぎる間)
  • 「えー」や「あのー」などの意味のない言葉(目立つ部分を削る)
  • 後から聞き返して「意味が無い」「重複していてくどい」と感じる内容
  • (できれば)リップノイズといわれる、「ぺちゃっ」「パチッ」と聞こえる口から出るノイズ
要するに、リスナーにとって
無駄な所をカットしましょう

ということです!

カットしたい部分を選択して

Deleteでカット

ちなみにトリミングは、
あまりガチガチにやりすぎない
のもポイントです。

カットの際は、息遣いが不自然に
途切れないように注意し、

ながら聞きでも追いつける
くらいの間を残しておきましょう。

ハイパスフィルター

ハイパスフィルターでは、
指定の音域以下の音を大幅にカットすることができます。

ここでは、声に必要のない100Hz以下をカットします。
私は100Hz、12dbの数値で設定しています。

ハイパスフィルター

増幅

増幅では、
単純に音源全体の音量をアップできます。

注意としては、上げすぎると音割れ(クリップ)が
生じてしまうということです。

ですので、私は「クリップを許可」のチェックを
外して、上げられるところまで増幅で
音量アップするようにしています。

増幅

コンプレッサー

コンプレッサーでは、
波形上の大きな音の部分を下げ、
反対に小さな音の部分を上げて、
全体をできるだけ同じ大きさの音にする

という効果があります。

これによって、
音量差をなくし、かつ
全体的に音量を上げる
ことができます。

コンプレッサー

具体的な設定内容ですが、

色々試した結果、
こちらのやり方に
落ち着きました。

【コンプレッサー設定内容】

  • 閾値:-6dBから-22dBで調整
  • ノイズフロア:-30dB
  • レシオ:2:1から4:1で調整
  • アタックタイム:0.10秒
  • リリースタイム:1.0秒
  • 「圧縮の後0dBになるようにゲインを調整する」にチェック
  • 「ピークに基づく圧縮」にチェック
調整すべきは、太字で書いた
閾値とレシオです。

これらはおそらく、
録音した音声によって最適な
値が違うと思うので、

皆さんも各自、
設定内容をいろいろと
試してみてください。

コンプレッサー前

コンプレッサー後

このように、
コンプレッサーを
かけることによって、

音割れを防ぎつつ、
全体的に音量をアップする
ことができました!

イコライゼーション(EQ)

イコライゼーション(EQ)によって、
音色や声の調子を変える
ことができます。

私の現在の設定内容はこちらです。

イコライゼーション(EQ)

ただ、EQについてはいまいちベストな設定が見当たらず…

マイクや声質によっても変わってくるので、
皆さん自身でもぜひ研究してみてください!

参考までに、私のEQの考え方はこちらです。

  • 100Hz以下:声に必要ないのでカット
  • 250Hz付近:声がこもりがちの場合はここを下げればいいらしい(?)
  • 1K付近:ここをやや下げればスッキリするらしい(?)
  • 3K以上:ここを上げれば、声の抜けがよくなるらしい(?)

ノイズ除去

ノイズ除去によって、
「サー」というホワイトノイズを
取り除くことができます。

コンプレッサーなどで音量を
アップさせると、

ホワイトノイズの音量もアップしてしまうので、
最後の仕上げとしてこちらの
ノイズ除去をします。

やり方はこちらです。

【ステップ1】

①無音部分を選択

②無音部分のノイズのサンプルを取る

【ステップ2】

③ノイズ除去をしたい音声全体を選択

④ノイズ除去の数値を決めてOK

こんな感じです。

数値については、私は

  • ノイズ低減10
  • 感度2.00
  • バンド1

としています。

ゲイン調整

最後に、音声と音楽(ジングル)
の音量を調整して終わりです。

ジングルのゲインを下げる

声に比べて音楽は大きい場合が
ありますので、

この音楽のゲインを下げて
音量をそろえていきます。

音楽の音量が大きすぎる
ポッドキャストは意外と
多いですので、

ぜひここも忘れず確認してくださいね!

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